2020/08/08 17:18


「食べられないじゅんさいのつくりかた」
ここからPDFファイル(全11枚)をダウンロードできます。
ご家庭で楽しむ範囲でお使いくださいね。
お時間ありましたら、ぜひじゅんさい沼に出かけてじゅんさいを観察してみてください!

firestorage (以下のURLを検索するとダウンロードページに移行できます)

https://xfs.jp/M6PyBa


詳しい作り方、ポイントなどはTwitterで配信しております。

↓ JPG画像は以下スクロールしてください! ↓







大人のみなさんへ補足の説明をしていきます。


粘土を一晩乾燥させるので合計2日になりますが、細切れの時間でも作成できます。 

UVレジンの硬化の為に最後の工程だけは晴れた日を狙ってください。

レジンの型取りに使うおゆまるが取れやすい為にステンレスやガラスなどの皿がおすすめ!


粘土の蓴菜の大きさは観察した葉の大きさが作りやすいです。スーパーの蓴菜も開いてみましょう。

こどもが作りやすい7センチ×7センチの大きなものでもレジン2個あればゼリーがかけられます。


粘土1箱で何個も作れます。たくさんのパーツを作って、お気に入りのパーツを組み合わせてください。

葉っぱの作り方基本編。

どの粘土でも良くこねてから作りましょう。麺棒などで伸ばすと綺麗になります。

トイレットペーパーの芯で型をとると同じ大きさの蓴菜を量産できます。


茎や小さな葉っぱ、花芽など観察した蓴菜にあるパーツを作ります。

複数パーツ作り終えたら表面が乾いたくらいで、接合部分の穴をあけます。(太い茎には大き目の穴を開けてください)

なぜ半乾きで?それはこどもが作った直後に穴を開けると、

勢い余って突き抜ける可能性が高い為です。穴を開けたら一晩乾かしましょう


組み立てるときは速乾の木工用ボンドが扱いやすいです。(もちろんアロンアルファなどで時短できます。)

紙粘土は水に弱いのでこの後の着彩に備えてしっかりくっつけましょう。


絵の具セットがない場合赤青黄の3色だけで作れます。


乾かないうちになんども塗ると”粘土が溶けます!”ご注意を! 葉脈など書き入れるとリアルになります。


ぬめり(ゼリー部分)をつけるための下準備をします。

プラスチック粘土をお湯で柔らかくして熱いうちにステンレストレーなどに「作った蓴菜より大きく平らに」伸ばします。水気を拭き取り蓴菜を押し付けます。のせる前に冷めてしまったら、もう一度お湯に入れてください。何度でも使えます。


いよいよクライマックス! 紫外線の当たらないところで作業します。


レジンのノズルを蓴菜にこする感じでまんべんなく塗布したらそのあとは周りのゼリーを作る為に周囲にたらします。

ダイナミックに上からドバッとたらすと楽しいのでそれはそれで良いです。たくさんレジンを買っておいてください!


爪楊枝や竹串などでゼリーの形を整えたら直射日光に当てます。影になると固まらないので、時々向きを変えてください。透明なパックを被せると虫がつかなくて良いです。


しっかり固まったら型から外します。急いで剥がすと蓴菜の裏が欠けます。ドンマイ!粘土を足して色を塗ってください


剥がしたら、ひっくり返してもう一度、陽にあてて固めます。(このとき型も一緒に太陽にあてておきます。型に残ったレジンが固まって剥がれます)

レジンが余っていたら、裏にもう一度塗るとプリプリ感が増します。磁石をつけたかったらこのときに裏に押し当てて上からレジンをかけて日光で固めます。


「ゼリーがガタガタになった!!もうだめだー!」と落胆悲嘆する前に、

爪切りについてるヤスリを使ってガタガタの部分をやすってみましょう!

あら不思議!きれいになります。失敗しても何個か作ってるうちにいい感じの蓴菜になります。

キッズと一緒にたくさんの面白い蓴菜を楽しく作ってください!


このブログを最後までたどり着いたみなさん、どうぞ悩まず楽しく作ってください。

けしてお子様に無理強いさせることなく、出来た作品の優劣をつけたりせず、

(最終的にじゅんさいにならなくてもいい!ので)粘土遊びの延長で楽しんでください。 

じゅんさいを観察するだけでも楽しいです。


蓴菜工作舎